はじめに
こちらの記事ではBlueStacksのASTCコントロール機能の使い方について紹介します。
新作ゲームの多くは、ASTCテクスチャ圧縮を使用してゲームプレイ体験を向上させています。この機能により、『セブンナイツ2』、『Huang Yi Qun Xia Biography M』、『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』などのASTCテクスチャを用いたゲームの視覚体験が大幅に向上すると同時にフレームレートが安定します。
この記事では以下の項目について説明させていただきます。
ASTCについて
ASTCは「Adaptive Scalable Texture Compression」を略したものです。
3Dグラフィックスにおいて「テクスチャ」はオブジェクトの表面のデジタル表現です。色や明るさなどの2次元の品質に加えて、テクスチャは、オブジェクトの透明度や反射率などの3次元のプロパティでもエンコードされます。テクスチャが定義されると、任意の3次元オブジェクトに重ね合わせることができます。これをテクスチャマッピングと呼びます。
リアルな3D画像をレンダリングするには細やかなテクスチャが重要となります。しかし、それには多くのメモリも必要となります。ゲームをプレイする際、高解像度のテクスチャは、より優れたグラフィックスと没入感の高いゲーム体験を実現します。これは、より多くのグラフィックス処理機能とより多くのメモリを割り当てることによって実現されます。
Adaptive Scalable Texture Compression(ASTC)の主な開発目的は、データサイズ、メモリフットプリント、および読み込み時間を削減すると同時に、特定のテクスチャに高い視覚品質を提供し、ゲームのパフォーマンスを向上させることです。
こちらから、さまざまなASTC設定によるグラフィックの違いを確認していただけます。
BlueStacksでASTCを有効にする方法
1. サイドツールバーの歯車アイコンをクリックして設定メニューを開きます。
2.「グラフィック」タブをクリックします。
3. ここで、「ASTCテクスチャ (ベータ) 」セクションを探し、その下にあるドロップダウンメニューをクリックします。以下のように、メニューに3つのオプションが表示されます。
- 無効:このオプションを選択すると、BlueStacks 5のASTC機能が無効になります。
- ソフトウェアデコーディング: ソフトウェアデコーディングでは、CPUがすべての高解像度テクスチャ解凍を実行し、画像を合成してレンダリングします。
- ハードウェアデコーディング: ハードウェアデコーディングでは、GPUが圧縮テクスチャのレンダリングに専念するため、ゲームプレイ体験が大幅に向上します。
※ドライバーバージョン545.84以上のNVIDIA GPUは、ASTCテクスチャのハードウェアデコーディングをサポートしなくなりました。スムーズなパフォーマンスを確保するため、「ソフトウェアデコーディング」を選択することをお勧めします。
4. 任意のASTC設定を選択し、画面右下の「変更を保存」をクリックします。
お使いのPCのGPU/グラフィックカードがハードウェアASTCをサポートしていない場合、ハードウェアデコーディングを選択すると、以下のような警告メッセージが表示されます。
異なるASTC設定におけるテクスチャの違いについて
以下の画像は、様々なASTC設定における『State of Survival』のゲームビジュアルの違いを示したものです。
ASTCを無効にした状態:
ソフトウェア・デコーディングを有効にした状態:
ハードウェア・デコーディングを有効にした状態:
ASTCを無効にした状態:
ソフトウェア・デコーディングを有効にした状態:
ハードウェア・デコーディングを有効にした状態:
ご不明な点がございましたら、support@bluestacks.comまでお問い合わせください。Happy Gaming!
更新日:2021年5月18日