BlueStacks 5をご利用の場合、この記事は役に立たない可能性があります。
これに関するBlueStacks 5の記事は、こちらをクリックしてご覧いただけます。
目的
こちらではPC上でバーチャライゼーション(VT)を有効にする方法をご紹介します。
BlueStacksバージョン
すべてのバージョン
最初に以下の方法でバーチャライゼーションが有効になっているかどうかをご確認ください。
手順1 - タスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブをクリックします。その後、ウィンドウ右下にある「仮想化」の項目が有効になっているか無効になっているかを確認します。
- 「仮想化」の項目が無効になっている場合は、以下の手順に従って操作を行ってください。
PCがバーチャライゼーションに対応しているかの確認方法
お使いのPCの製造元から提供された無料のツールをダウンロードして実行します。PCに搭載されたプロセッサーがIntel製の場合はa)を参照、AMD製の場合はb)を参照してください。
a) Intelの場合
- こちらからインテル®プロセッサー識別ユーティリティーをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストールを開始します。
- インストールが完了すると以下のように言語の選択が求められます。
- インストール後、プログラムを開くと使用しているPCのシステム要件がウィンドウ上に表示されます。「CPUテクノロジー」をクリックしてバーチャライゼーションが有効になっているかを確認します。
- 一番上の項目(インテル®バーチャライゼーションテクノロジー)の箇所にチェックが入っている場合、バーチャライゼーションは利用可能です。
b) AMDの場合
AMD V検知ユーティリティをダウンロードします。ダウンロード完了後にアプリケーションファイル(.exe)を右クリックして「管理者として実行」を選択します。アプリケーションを実行後、お使いのプロセッサー上における現在のバーチャライゼーションの状態が表示されます。
上の画像はバーチャライゼーションは利用可能ですが、無効になっている状態です。バーチャライゼーションはBIOS設定にて有効にすることが可能です。(後に記述)
無効状態のバーチャライゼーションを有効にする方法
-
BIOS設定のアクセス方法はWindowsのバージョンによって異なります。現在お使いのバージョンに該当する以下のリンクをクリックしてください。
BIOS設定にすでにアクセスしている場合は以下のリンクを参照して搭載されているプロセッサーに応じてバーチャライゼーションを有効にしてください。
- Intelユーザーはこちらをクリック
- AMDユーザーはこちらをクリック
Windows 8
- 画面右下へとマウスカーソルをドラッグすると以下のようにサイドバーが表示されます。その後、「設定」をクリックします。
- その後、右下に表示された「PC設定の変更」をクリックします。
- その後、詳細な設定メニューが表示されます。メニュー左側にある「全般」をクリックしてスクロールダウンします。その後、「PCの起動をカスタマイズする」の項目の「今すぐ再起動する」をクリックします。
その後の手順はこちらになります
- スタートメニューの左下にある矢印のアイコンをクリックします。
- 画面の右上にある検索バーをクリックします。
- その後、検索バーに「PC設定」と入力し、表示された「PC設定」をクリックします。
- その後、詳細な設定メニューが表示されます。画面左側に表示された「保守と管理」をクリックします。
- その後、左側にある「回復」をクリックすると3つのオプションが表示されるので「PCの起動をカスタマイズする」の項目の「今すぐ再起動する」をクリックします。
その後の手順はこちらになります
以下の手順に従ってBIOS設定にアクセスしてください。
- 「設定」に移動して「回復」を選択し、その後、「今すぐ再起動する」をクリックします。
- その後、4つのオプションが表示されるので、「トラブルシューティング」をクリックします。
- その後、「詳細オプション」を選択します。
- その後、「UEFIファームウェアの設定」を選択します。
※ 「UEFIファームウェアの設定」が見当たらない場合
- 高速スタートアップを無効にします。無効にする方法についてはこちらを参照してください。
- BIOSを開く別の方法についてはこちらを参照してください。
- PCの再起動が求められるので、「今すぐ再起動する」をクリックします。
Windowsのいくつかのバージョンは記と仕様が異なっている場合があります。その場合はお使いのPCのドキュメンテーション(付随資料)を参照してください。
また、以下に記載された方法でもBIOS設定にアクセスしていただけます。
HP
- PCの起動開始と共にESCキーを押し続けます。
- F10を入力します。
- 「Virtualization Technology」の項目を「Enabled」に変更します。
Dell
- PCの起動開始と共にF2キーを押し続けます。
- 「Advanced」タブを選択し、「Virtualization」の項目を「Enabled」に変更します。
- F10を押して「Yes」を選択し、エンターキーを押して変更を保存します。
Asus
- PCの起動開始と共にF2キーを押し続けます。
- 「Advanced」タブを選択して「Virtualization Technology」の項目を「Enabled」に変更します。
- F10を押して「Yes」を選択し、エンターキーを押して変更を保存します。
Acer
- PCの起動開始と共にF2キーを押し続けます。
- 「System Configuration」タブを選択して「Virtualization Technology」の項目を「Enabled」に変更します。
- F10を押して「Yes」を選択し、エンターキーを押して変更を保存します。
BIOS設定でバーチャライゼーションを有効にする方法
再起動すると、BIOS設定にリダイレクトされます。 BIOS設定の仕様は、マザーボード、プロセッサの種類、チップセット、OEMなどのさまざまな要因によって異なります。 BIOS設定にアクセスするための手順については、PCに付属の説明書を参照してください。※ 以下では、ASUS製のノートPCを用いて説明しています。
Intelの場合
手順 1 -「Advanced Mode」を選択します。
手順 2 -「Advanced Mode」にて「Advanced」タブを選択します。
手順 3 -「Advanced」タブの中にある「CPU Configuration」を選択します。
手順 4 - スクロールダウンして「Intel Virtualization Technology」の項目を確認します。「Disabled」になっている場合は「Enabled」に変更します。
手順 5 -「Enabled」に変更した後、BIOS設定を終了します。BIOS設定を終了する際には「Save changes and reset」を選択してください。※終了時に表示されるテキストはPCのモデルによって多少異なります。
手順 1 - 「Advanced Mode」を選択します。
手順 2 -「Advanced Mode」にて「Advanced」タブを選択します。
手順 3 - 「Advanced」タブの中にある「CPU Configuration」を選択します。
手順 4 - スクロールダウンして「SVM Mode」を確認します。「Disabled」になっている場合は「Enabled」に変更します。
手順 5 - 「Enabled」に変更後、「Exit」をクリックします。
手順 6 - その後、変更を保存するかどうかを尋ねられるので「OK」をクリックします。以上の操作でバーチャライゼーションが有効になり、BlueStacksを快適にお楽しみいただくことができます。
Windows 10で高速スタートアップを無効にする方法
高速スタートアップは、PCが通常のシャットダウンを実行する妨げとなり、スリープモードまたは休止状態をサポートしないデバイスとの互換性の問題を引き起こす可能性があります。 これを無効にする方法は次のとおりです。
- デスクトップで、Windowsキー+ Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を表示します。ダイアログボックスにpowercfg.cplと入力し「OK」をクリックします。
2. 「電源オプション」ウィンドウで、左側の列から「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
3. 「シャットダウン設定」までスクロールし、「高速スタートアップを有効にする」のチェックボックスからチェックを外します。これらのオプションがグレー表示されている場合は、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックすることで利用できるようにします。
4. 最後に「変更の保存」をクリックして完了です。
いつもBlueStacksをご利用いただき、誠にありがとうございます。ご不明な点がございましたら、support at bluestacks dot comまでお知らせください。どうぞ宜しくお願いいたします。
最終更新日:2020年5月21日